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YOOSEKU
(ヨーセク)
海外ドラマ関連の執筆のほか、ドラマや映画の字幕・吹替翻訳を手がける。


5月30日(木)S4#8『ローソン動物記』

8

わがままで頑固なディミトリが、治療と商談のためシャドーポンドにやってくる。だが彼は、糖尿病の恐ろしさを知っていながら無節操な暮らしを続ける。そんな中、ハンクは少しでもディミトリの負担を減らそうとインスリン・ポンプを勧める。これは常時微量のインスリンを投与し、必要に応じて投与量を増加できる装置だった。だがディミトリは装置を正しく使わず体調を崩してしまう。これを見たハンクは激怒し「24時間、体調を見守る人物が必要だ」と告げる。するとディミトリはハンクを主治医に指名する。
この状況に、ハンクはある秘策を思いつく。それは糖尿病用に訓練された犬だった。犬は血糖値が上昇すると匂いをキャッチし、本人に知らせる。実際に犬の動きを見たディミトリはすっかり気に入り、ようやく病気と向き合う決意をする。一方ハンクとクリスティーナは、ボリスがディミトリのために用意した氷のバーで酒を楽しみ、愛し合う。
そのころハンクたちは診療所扱いで、新規の患者を診察する。それは糖尿病用の訓練犬を貸してくれた獣医のトムだった。彼は3週間前に結婚生活が破綻し、泥沼の訴訟を抱えていた。その影響か体重が減り、下痢や疲労といった症状が出ていた。さらに彼は牛の治療中にふらつき、牛に蹴られて前歯を折ってしまう。駆けつけたハンクとディヴィヤは、トムとの見事な連係プレーでこのピンチをしのぐ。まずディヴィヤが前歯を発見。するとハンクは、トムに教わりながら牛のミルクを絞り、そのミルクで歯根を洗浄した。そして歯をトムの歯茎に戻すと、手製のブラケットで固定。さらにハンクは、トムの指示に従って牛の治療を済ませる。
このあと、歯の治療のため車に乗ったトムは顔の右半分が麻痺する。これを見たハンクは脳卒中に気づき、アイスクリーム売りのトラックでトムの体を冷やしつつ、ハンプトンズ記念病院に向かう。
トムの不調の原因は、ウィップル病という珍しい感染症だった。この菌は一般的な培養検査では検出できない。このため記念病院でようやく菌が確認され、トムは一命を取り留めたのだった。
同じころ、ヴァンダイクが泥酔した状態でスタッフ会議に現れる。エヴァンが問いただしても、ヴァンダイクは何も答えない。やむなくエヴァンは彼をクビにするが、泥酔の理由は意外なものだった。
それは長年飼っていたウサギのロニーを安楽死させるかどうか悩んだためだった。ロニーは元交際相手からもらった大切なウサギだった。これを知ったエヴァンとペイジは、クビを撤回するためヴァンダイクを訪ねる。すると、ロニーがベッドの下で死んでいるのが見つかる。こうしてヴァンダイクの希望に従い、海辺でロニーの葬式が行われる。しかし事前の許可を取っていなかったため、一同はライフセーバーに追いかけられることになる。こうして騒動のさなか、ロニーの葬式は終わったのだった。

●今回の監督
実は今回のエピソード、ハンク役のマーク・フォイアスタインの監督話です!
今後もレギュラー陣が演出を担当するエピソードがありますので、随時お伝えします。

●エルマー糊
ディヴィヤは、最初の愛馬にエルマーと名付けました。この話を聞いたペイジは「エルマー糊」を連想します。
エルマーと言えば、幼児向けの絵本「エルマーのぼうけん」が有名です。ディヴィヤはこの絵本から、愛馬の名前をとったのかもしれません。
一方ペイジが指摘した「エルマー糊」は、アメリカで有名な接着剤。実はインターネットでは、「糊には馬の油が使われている」という噂があります。ペイジはその噂が気になったのかも……。

※エルマー糊に馬の油が使われているわけではありません。

●ファイト・クラブ
前半、泥酔したヴァンダイクは「タイラーと駐車場に居た」と語り出します。これはデヴィッド・フィンチャー監督作品「ファイト・クラブ」のワンシーン。タイラーは、ブラッド・ピットが演じる謎の男の名前です。その男の友人で、映画の進行役を演じているのがエドワート・ノートン。ヴァンダイクの「クラブの件は禁句」という部分までが映画のネタです。

●600万ドルのサイボーグ男
ディミトリは、医師として妥協しないハンクに苛立ち「(ハンクの指示に)従ってたら600万ドルのサイボーグ男にされる」と不満を漏らします。元ネタはドラマシリーズ「600万ドルの男」。日本に登場した1974年当時の邦題は「サイボーグ危機一髪」でした。この作品のスピンオフとして製作されたのが「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」。ジェミーがパワーを発揮するときの効果音や、バイオニック犬マックスを覚えている方も多いのでは?

●ヴァンダイクの意外な一面
泥酔して会議に現れたヴァンダイク。原因は何と、愛するペットの死でした。
ヴァンダイクと言えばバイクに乗り、無精ヒゲを生やしているなど少しハードな印象があります。でも実際の彼には思わぬ一面が……。ペットのウサギを可愛がり、甘いアップルティーニを好むヴァンダイクの新たな魅力が表現された、楽しいエピソードでした!

●今回のゲスト
獣医のトムを演じているのはアンディ・ミルダー。最新シリーズ"Austin & Ally"のほか「ザ・ミドル ~中流家族のフツーの幸せ」「Weeds ~ママの秘密」「BONES ボーンズ -骨は語る-」ほか多数のシリーズに出演しています。

●キャッチーな音楽
最後に掛かるのはThe XXの"Crystalised"です。
The XXは今年のフジロックフェスティバルにも出演する予定です。

※参加情報:
フジロックフェスティバル

2013.5.30|エピソード|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

こんにちは。
ディミトリが気に入った犬、私もすっかり気に入ってしまいました。犬が登場する場面を何度も再生して観ています。画像検索したところ、ジャック・ラッセル・テリアという種類のようですが、合ってるでしょうか??

投稿: Mackey | 2013年6月16日 (日) 17時02分

Mackeyさま
「救命医ハンク」をご覧いただき、ありがとうございます。
お返事遅くなりまして申し訳ありません。
スタンレーの犬種ですが、現地の公式サイトにも詳しい情報はありません。ただ
更に調査してみたところ、海外の方の中にはMackeyさんと同じく、ジャック・ラ
ッセル・テリア(Jack Russell Terrier)だとコメントする方がいらっしゃいま
す。

参考にならなくて申し訳ありません。
これからもどうぞ「救命医ハンク」をどうぞ宜しくお願いします。

投稿: Yooseku | 2013年6月25日 (火) 15時03分

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