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YOOSEKU
(ヨーセク)
海外ドラマ関連の執筆のほか、ドラマや映画の字幕・吹替翻訳を手がける。


7月4日(木)S4#13『遠い海に浮かぶ夢』

13

ハンクはボリスと地中海の島にたどり着く。そこでは瀕死のディミトリが助けを待っていた。この土地は民主化を目指す市民たちが立ち上がっており、ディミトリとボリスは彼らの活動を支援していたのだった。
案内役の少年アミールによると、ディミトリは島に来てすぐ体調を崩したと言う。だが叔父から医療を学んだアミールの処置によって血糖値は安定していた。こうしてハンクは、限られた医療環境のなかで原因を探すことになる。
間もなく彼は、ディミトリの腹部の変色を見つける。ヘモクロマトーシスのディミトリは命の危険があるため、甲殻類を食べることができない。だが彼は殻類のいる海を渡ったため、自分でも気づかないうちに甲殻類による感染症を引き起こしていたのだ。ハンクはぎりぎりのところで処置を施し、ディミトリの命を救う。
ところが事態は終わらない。満ち潮で迎えのボートが来たとき、ハンクはアミールが足を引きずっていることに気づく。彼がアミールを診察しようとすると、帰国を急ぐディミトリが銃口を向ける。これを見たハンクは迷わずボートから離れ、アミールを治療するべく小屋に戻る。間もなく、ボリスもボートを下りて駆けつける。
このあとハンクは、ボリスの助けを借りてアミールの足を治療する。アミールは山で体調を崩したディミトリを運ぶ途中、人食いバクテリアに感染したのだった。急速に広がる患部を見て、ハンクはある方法を思いつく。それは腐った肉を食べるウジで、患部を治療するというものだった。こうしてアミールの治療のメドが立ち、ハンクとボリスは島を後にする。島を去る直前、ハンクはアミールに往診用のかばんを残していく。また、今回の出来事をきっかけにボリスと和解する。
そのころハンク・メドには新たな患者が現れる。それは、医薬品のセールスをしているタリアだった。彼女は睡眠導入剤の売り込みでハンク・メドに来たのだが、実は少し前から不調を覚えていた。彼女は視界がぼやけたり、プレゼンの途中で何度も言葉を詰まらせた。また、後日訪ねてきたディヴィヤやジェレマイアを覚えておらず、診察の途中で深い眠りに落ちてしまう。これらの症状から、ジェレマイアとディヴィヤはタリアをクライネ・レヴィン症候群(別名「眠り姫症候群」)だと診断する。さらにジェレマイアは、タリアの足に結節性紅斑があるのを発見する。この結節性紅斑の原因はサルコイドーシスが疑われた。このことから、タリアのクライネ・レヴィンは視床下部付近の肉芽腫によるもので、ステロイドでの治療が可能だと判明する。
一方ペイジは、産みの母親だと主張するルーに会う。ルーはドラッグによる逮捕歴があり、4度も破産して名前を変えるなど波乱の人生を歩んでいた。これを知ったペイジはルーを「偽物だ」と拒絶する。だが後日、ルーから「一度は自分で育てようとした」と告白され、迷い始める。コリンズ夫妻によるとペイジの産みの母親は同じ行動をとっていた。またルーがアーティストであることも分かり、ペイジにはルーが生みの親ではないかという想いが強まる。こうして彼女は、ルーとの親子鑑定のため、DNA検査を行うことにする。

●ルーの若い頃の写真
前半、ペイジは、母親と名乗るルーの若い頃の写真を見つけます。この姿、若い頃のペイジによく似ていますよね!
この写真が誰なのか調べてみましたが、残念ながら分かりませんでした。情報お持ちの方、ぜひお寄せください!

●ディミトリの名前
ディミトリは第8話「ローソン動物記」に続き、3度目の登場です。
ところで彼のフルネームはディミトリ・ディミトリエヴィッチ・ワシリエフ("Dmitry Dmitrievich Vasilyev")です。
「ディミトリエヴィッチ」は「父称」と呼ばれており、父親の名前の末尾を加工したもの。ロシア人名は「名前・父称・姓」で構成されています。
ロシア人の名前については『字幕屋のニホンゴ渡世奮闘記』(太田直子著/岩波書店)のP91「君の名は…-その1『長すぎる』」の項目に詳しく書かれています。よろしければ是非ご覧ください。 映画翻訳の舞台裏が分かる一冊としてもおススメです。

●トルクメニスタン
「紛争地帯はこりごりだ」というハンクに対し、ボリスは「トルクメニスタンを見れば不満は言えない」と告げます。
トルクメニスタンは旧ソ連に属した共和国。1991年10月に国家として独立しました。このときボリスは、ロシア人のディミトリのために尽力したのでしょうか?

●クシュタート
ボリスが行ったというクシュタートのアルパインスクール。クシュタートはスイスのベルン州に位置する町です。

●今回のゲスト
「ペイジの母親」を名乗るルー・ハンター役を演じているのはロザンナ・アークエット。「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」シリーズで主演したパトリシア・アークエットの実姉です。主な出演作は映画「クラッシュ」「「グレート・ブルー」「デブラ・ウィンガーを探して」「バッファロー'66」、TVシリーズ「Lの世界」「恋するブライアン」ほか多数。「ミディアム」では女流作家役で1度ゲスト出演しました!
薬のセールスのタリア役はブルックリン・ライオンズ。"2 Broke Girls" "Jane by Design" ""DateaHuman.com"などTVシリーズを中心に活躍。
アミール役はアラミス・ナイト。今回のエピソードでは中東訛りの英語を話していますが、カリフォルニア州の出身です。

●キャッチーな音楽
前半、ハンクとハーパーが過ごすレストランで流れる曲はOne Twoの"Me and You"。
PVはこちらから>>

2013.7. 4|エピソード|コメント(0)トラックバック(0)

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